今回は全3回のレクチャーの最終回でした。
ベースカラー理論を商品に応用するためのレクチャーになるため、色をベースカラーに分類したらどのようなメリットがあるのか、をしっかりと伝えることが目的でした。
色彩学講座の勉強方法で必ずあるのが、カラーカードの切り貼りですよね。
配色の勉強では、カラーカードを小さく切って、配色技法の通りに貼っていくあの方法です。
今回はその代わりになるものを考えて、昨日の記事にも書きましたが、折り紙を使った色分けをすることにしました。
100色入っている折り紙です。名付けて「折り紙ファイト100枚カラーバトル」
実際には金銀白黒は抜いて、合計で96枚を色分けしました。
まずは基本色相「赤・橙・黄・緑・青・紫」に分類。
大体の色分けが終わったところです。カラーカードを使って分かりにくい色は確認しながらの分類作業、すでにだいぶお疲れになっていました^^;
次は各色相ごとに、イエローベースとブルーベースに分類。ブルーベースの方が多かったです。
この状態から、配色レッスンを開始しました。
カラーカードの切り貼りではなく折り紙を使えば、すでに切った状態で手間もかからないし、色面積も大きいので見極めもしやすいです。
同系色の配色は同じ色相から、類似の配色、反対色の配色など、折り紙を組み合わせて配色やトーンを見て頂きました。
そして最後は、実際の商品を使って色分けした状態がこちらの写真です。
100枚を分類した後なので、22色の色分けはとても簡単だったようで、ささっと並べられていたのが素晴らしかったです♪
トーンによる印象や配色も、こちらのバラを使いながら説明をしましたので、やはり実物を使うことで納得して頂けるものだな〜と感じました。
これからも引き続き、ベースカラー理論を使った展開について、一緒に考えていけたらと思っています。
今日は最後のため(色分けもあり)長時間になりましたが、途中に休憩時間を挟みながらの楽しい時間となりました。
受講して下さった皆様、熱心に聞いて頂きありがとうございました!!