ゲーテの色彩論から戯曲の話、先日の記事で取り上げたのは光と影について
色彩を生み出すには光と闇、明と暗が必要であり
人間についても、喜びには悩みが、悩みには喜びがなくてはならない
というゲーテの考え方から見えてくるのが、世の中のすべての物事は対極のものがセットになっていること。
喜び単独でも、悩み単独でも存在できない、両方がセットで存在している考え方ですね。
喜びばかりがある方が良いように思いますが、必ず悩みがセットになっていて
それによってバランスをとるという陰陽の考え方を、自分の生活の中で実際に感じた出来事がありました。
これは仕事ではなく、割とどうでも良い個人的なことなのですが^^:
私は新しいものが大好きで、何か新製品、新企画、など自分の興味のある分野で新しいものは、どうしても試したくなります。
新発売のお菓子からサランラップ的なキッチン小物、お店のメニューまで、見たことがない!?って思ったら、どんなものか知りたくて好奇心が抑えられない感じ(笑)
この性格、自分でも何とかしたいと思ってはいるものの、好奇心が勝ってしまいます。
そしてその弊害としては、同じお店では同じメニューを頼めない、どうしても違うメニューを試してみたくなるので。
家で料理を作っていても、同じレシピで作れない、例えば肉じゃがでも毎回新しいレシピを探してしまう(最近はネットで簡単に探せるため、もっと美味しいものがあるかもと)
つまり家庭の味は、適当料理(冷蔵庫の残り物で作った焼うどんやチャーハンとか)的なものにしかない我が家。。
こんな性格なので、新しいものにしか興味がないと自分でも思っていたのですが、やはりバランスを密かにとっていました。
何でとっていたかというと、アラームの履歴(笑)
MTGの席で私のアラームの設定してある数を見て、周りの皆さんにドン引きされたのですが、、
私はセットしたアラーム時刻を消さないでとっておきます。
セットするのが簡単ということもありますが、数が多くなるとそう便利ではないので
もう一つ理由が^^;;
そのアラームをセットした時、こんな理由でセットしたな〜とか、時間を見ながら過去を思い出しています。
4:10とか、何でこんなに朝早く起きたのか、その時の用事もちゃんと覚えていますから。
これはお弁当のためにセットした時間、これは旅行でセットした時間、これは東京へ出張でセットした時間、とか(笑)
完全に過去を引きずり、思い出を取っておいて楽しんでいますよね。。(実際どうでもいいことなんですけどね)
思い出せないものは消していましたが、あまりに皆さんに引かれたのでやっぱり消そうかなと(泣)
そしてもう一つ、歴史あるもの、伝統あるものが昔から大好きです。
長い歴史を持つ日本文化に興味があって、大学の専攻でも日本文学を選んだのはそこに惹かれたからです。
新しいものも好きだけど古いものも好き、やっぱりバランスとっていましたね、陰陽のバランスそのものです!!
ついでに言えば変人そのものかもしれませんが、私の中では腑に落ちた出来事でした〜♪