日本では青い牛乳パックをよく見ますが、牛乳パックについて会社ブログで取り上げています。
商品と色の結びつきが面白いですね〜
ここではアメリカの牛乳パックについて書きます。
下の写真を見ていただくと牛乳パックの色は赤・青・緑とあります。
ほとんどのメーカーが、赤はWhole Milk=普通の牛乳 緑か青はReduced fat、Low fat=脂肪分を低くした牛乳です。
こちらのボトルが可愛いクリームトップが出来るカリフォルニアStrausの牛乳もWhole milkは赤、Non-fatは青です。
ヨーグルトも同じくレギュラーのヨーグルトのパッケージは赤、脂肪分を低くしたヨーグルトは青が定番です。
我が家の愛用はトレジョのプレーン、ノンファットです。
こちらも低脂肪ではないレギュラータイプは赤のパッケージ。
アメリカでは赤がWhole Milk(普通の牛乳)と定番化しています。なぜ赤になったかは定かでないのですが、赤がWhole Milkというのは誰もが共通の認識となっています。
なぜ商品を色分けする必要があったのか? なぜ日本の牛乳パックは種類で色分けされてないのか?
まず、アメリカは多民族国家で移民も多い国です。それも原因の一端となり識字率が日本よりも低いです。
日本だと「成分無調整牛乳」や「低脂肪」と書いてあればほとんどの購入者は理解できるのが、アメリカではそうではないということです。
そういえば私もフランスに駐在した当初まったくフランス語が出来ないのに買い物には行かないといけないわけです。スーパーに並ぶもの、野菜やお肉は見た目で判断できますが、バターを買う時に無塩か有塩かわからず、その場で辞書で引くという作業で買い物が全然進まないという事態に陥りました。バターひとつ買えない。。。
しばらく自作のフランス語を訳した買い物リストが手放せなかった経験があります。読めないと買えないものがいっぱいあるということを実感。
商品展開する時に色を決めるのはとても重要です。
色を差別化をすることで消費者にわかりやすく選んでいただけますね。
橋本