明けましておめでとうございます。
上海で3回目の新年を迎えました。
このブログは初めての新年を迎えました
今年は、ブログも自分自身もさらに進化させ
皆様と共に、実りある1年にしたいと思います。
上海では毎年元旦に、静安寺に参拝へ行っています。
ライトアップされて輝いている大きな仏様を見上げて
1年の無事を祈り、今年の目標を考えました。
仏法に「無財の七施」という教えがあります。
財産が無くても誰でも七つの施しができる、
喜びの種をまくことができる という教えです。
その「七つの方法」を、「致知」より抜粋してご紹介します。
そして、教えを分かりやすく伝えたお話しを、続けて載せました。
一は「眼施」──やさしいまなざし。 二は「和顔悦色施」──慈愛に溢れた笑顔で人に接する。 三は「言辞施」──あたたかい言葉。 四は「身施」──自分の身体を使って人のために奉仕する。 五は「心施」──思いやりの心を持つ。 六は「床坐施」──自分の席を譲る。 七は「房舎施」──宿を貸す。
こういう話もある。そのおばあさんは寝たきりで、 すべて人の手を借りる暮らしだった。 そんな自分が不甲斐ないのか、 世話を受けながらいつも不機嫌だった。
ある時一人のお坊さんから「無財の七施」の話を聞いたが、 「でも、私はこんな体で人に与えられるものなんかない」 と言った。お坊さんは言った。 「あなたにも与えられるものがある。 人にしてもらったら、手を合わせて、ありがとうと言えばよい。 言われた人はきっと喜ぶ。 感謝のひと言で喜びの種をまくことができる」。 おばあさんは涙を流して喜んだという。 最後に、東井先生(東井義雄先生)からいただいた詩を紹介したい。
《雨の日には 雨の日の 悲しみの日には悲しみをとおさないと見えてこない 喜びにであわせてもらおう そして 喜びの種をまこう 喜びの花を咲かせよう ご縁のあるところ いっぱいに……》
喜びの種をたくさん蒔いて、花をいっぱい咲かせること
私も、今年の目標にしたいと思います。