色彩を視点にしたインテリアコンサルティングの一つの方法は、ディスプレイと内装の色を揃えることです。
ディスプレイと内装の色
年末年始の帰省に持っていくためにとオーダーメイドのアレンジメントを承りました。
ご両親の実家の玄関に置くお花、一年中置いておけるものをご希望でした。
お花のプレゼントというのは、店頭に並んだアレンジ、またはネット上のカタログに載っているアレンジの中から選ぶことが多いですよね?
出来上がりがわかっている完成品を、手軽にすぐに購入できます。
それに対して一から作るオーダーメイドは出来上がりまでに時間がかかりますが、飾る場所のインテリアや内装、好みに合わせて作ることができますし、
受け取る相手側の希望だけでなく、送る側の気持ちをアレンジするお花の色に込めて、送り手の心をプレゼントすることもできるのです。
今回は玄関周りの壁はマホガニー色、カウンターの棚と壁は白、鏡の枠と土台はベージュという内装でした。
白がベースになるので花器は何色でも映えますが、マホガニー色の高級感とベージュの素朴感、そのバランス調整をするのがオーダーメイドです。
色の持つ心理作用
一つの例として、黄色は「元気が出る、集中力を高める」などの効果があり、人は色の影響を思っている以上に受けています。
色の効果とはその色の持つ印象でもあり、例えば青色だったら「涼しそう」、赤色なら「暖かそう」とパッと見た時に感じますよね?
このように色を見た時に感じること、それが心理作用につながります。
オーダーメイドではその色の印象や心理作用を効果的に使って、ご希望に沿ったアレンジメントをお届けしています。
今回の場合は、家に入った時に一番最初に目に入るアレンジメントなので、誰にでも好かれるような明るい色、鮮やか過ぎない色を選びましたが、
それだけでまとめてしまうと、お正月の華やかさがなくなってしまいます。
季節感の問題
年末年始という一年でも特別なタイミングのプレゼント、おめでたい時期だけど紅白ではお正月を過ぎると季節外れになってしまう。
季節を感じさせないようなアレンジで、でもおめでたい感じにもなるようにしたい。
さらに玄関まわりのインテリアとも調和するような色で、と何度も素材や花器を入れ替えて、、
そしてようやく完成したのがこちらです。写真では花器が見えにくいですが、輝きを抑えた渋めの金色です。
真冬の時期に季節外れにならないよう、お正月のおめでたい雰囲気をこわさないよう、玄関でお客様をお出迎えするお花は明るい印象がいい、という気持ちを込めて作りました。
オーダーメイド承ります
ポーラーカラーではご希望に応じたオーダーメイドを承っております。
ご予算は2万円〜、大きさや用途によっても費用は異なりますので、まずはお問い合わせフォームよりご連絡をお願いいたします。
実際に使われている写真など実績はPolar Color Blog にも掲載していますので、ぜひご覧くださいませ。
お問い合わせのご案内
Polar colorでは色使いに個性や世界観を表現し、色の付加価値としてグラデーションの色合わせを追究しています。
スペースやインテリア、目的に合わせて幅広いアレンジをご予算に応じて承っております。
まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。
会社HPのお問い合わせフォームより、またはブログのお問い合わせフォームにてご連絡をお待ちしております。
Izumi Kamei