お盆を過ぎ街中には秋色が目立つようになり、仕入れをしている資材やさんも店頭は秋色に変わっています。
お供えアレンジメントの花器も白を使ったものより、黒が落ち着くのはやはり季節感なのでしょうか。
お仏壇に供えるアレンジメント
8月初旬にいただいていたオーダーメイドのご依頼、黒い花器が入ったので早速取りかかりました。
世界の海で船長として活躍された故人さまをイメージしたアレンジメントは、りんどうの青紫をメインにすっきりとまとめています。
微妙な色差のグラデーション
りんどうの青紫からデンファレの紫のグラデーションに、サボンドフルールの色を調和させた組み合わせは、微妙な色が揃っているアーティフィシャルフラワーでなければ表現できないアレンジメントです。
一般的に造花の立場的は生花に次ぐ位置付けです。
生花は生きている精気がある素晴らしい素材で、アレンジする人間は花の声を聞き、語りかけていることを理解することで良いデザインになると言われます。
しかし、今のアーティフィシャルフラワーと言われる造花のクオリティは昔とは全然違い、作っているメーカーさんの熱意が伝わりますから、生花と比較しても遜色ないお花です。
私はアーティフィシャルフラワーも作り手の命が吹き込まれていると感じているため、色を使ってその命を生かす組み合わせを表現したいと思い、全てアーティフィシャルフラワーを使ったアレンジメントを作っています。
色の付加価値を目に見える形に
アレンジメントに色の付加価値をつけることは、お花の色数がなければできないのでその意味でも
「生花にはできないこと=アーティフィシャルフラワーの強み」 になっています。
Polar Color では、長持ちする、手入れが簡単なアーティフィシャルフラワーに、香りと生花の質感を併せ持つサボンドフルール(石鹸素材のお花)を使い、色を付加価値にした他にはないアレンジメントを作っています。
お供えのアレンジメントでは、故人さまのお好きな色、花の種類などを伺ったオーダーメイドも随時承っております。
お問い合わせのご案内
Polar colorでは色使いに個性や世界観を表現し、色の付加価値としてグラデーションの色合わせを追究しています。
スペースやインテリア、目的に合わせて幅広いアレンジをご予算に応じて承っております。
まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。
会社HP、またはブログのお問い合わせフォームにてご連絡をお待ちしております。
Izumi Kamei