創業からの歴史を見た展示会
初めてルイ・ヴィトンのバッグを持ったのは大学生の時、父のハワイ旅行のお土産がモノグラムのボストンバッグでした。
そのバッグも含め、まだまだ余裕で現役のヴィトンのバッグたち、修理しながら使い続けていますし、
私には合わなくなったバッグは娘たちに譲り、どんなファッションにも合うルイ・ヴィトンの良さを引き継いでいます。
そんな伝統あるルイ・ヴィトンの歴史がわかる展示会「TIME CAPSULE」、大阪の梅田阪急でありました。
展示会の宣伝を開始前にそんなにしなくても、写真撮影OKだったので見にきた人たちにSNSで宣伝してもらえたそうです。
伝統のクラフトマンシップ
北は北海道から南は沖縄まで全国のルイ・ヴィトンの店舗から集まってきた社員さんは、黒い制服にゴールドラインの入ったルイ・ヴィトンの名札をつけて、
阪急ミュージアムのスタッフさんは黒のスーツにカードホルダーを首からかけて、会場で案内をされていました。
私もいつもお世話になっているルイ・ヴィトンの担当の方よりお誘いをいただいていたので、週末にギリギリになりましたが行ってきました。
たくさんの展示品が並んでいる中で、深く私の印象に残った展示品は2つ、その一つは折りたたみ式のベッド。
植民地支配が続いていた時代に、イギリス政府がジャングルばかりのアフリカ、コンゴに派遣した人の寝床を確保するために、ルイ・ヴィトンに依頼した折りたたみ式のベッドだそうです。
所々についたシミにも歴史を感じて、その背景の時代を想像する楽しさがありました。
もう一つはお花を飾るために作られたケース。
内側は金属で防水されていて、お花を飾れるように作られたオーダーメイド、オーダー価格は70万円程度とのこと。
お花の仕事をしているせいか、見るポイントがこれまでとは違っていて、詳しく社員さんからお話を伺えたのでとても勉強になりました。
一際目を引くディスプレイ
会場の通路を挟んだ向かい側には、ミュージアムショップのように書籍や限定グッズ、ペンケースなどのルイ・ヴィトンの小物たちが販売されていました。
そこでも私がきれい〜と思ったのはこちら↓
色相ごとに揃えられたカラフルで色が調和しているディスプレイ、世界各都市のガイドブックが並んでいます。
アップルストアでもダウンロードできる本で、こんな都市のトラベルガイドブックです。
↑これだけではなく、他の都市もまだあります、東京もありました!
とてもきれいだったので、一冊ずつ購入することに♪
私は台北、一緒に行った夫はニューヨーク、お互いにこれまでに駐在した都市の中から選びました。
英語で書かれている本ですが、台北はさすがに中国語も(笑)
このガイドブックは普通の観光案内ではなく、その都市に旅行に行く前に準備する事として、
例えば「この映画を見てから行ったらよい」、という文化的な側面からのガイドもあるとのこと。
他にも大きな歴史の出来事とルイ・ヴィトンとの関わりを書いた本など、欲しい本がたくさんあって、
いつもと同じ担当の方に案内をしていただきましたが、いつもとは違うルイ・ヴィトンのショッピングを楽しみました。
Izumi Kamei