色を販売しているネイルサロンへの付加価値

春といえばピンク、店頭のディスプレイだけでなく、ネイルサロンの今月のサンプルもピンク色であふれていました。

そんな中で私はピンクではない、春を感じるパステル系の色を選びました。

2018年の色 ミントカラー

今年のJAFCAトレンドカラーは「ビジョナリーミント」詳しくはPolar Color Blogにも載せています。

とてもうすい青色、チョコミントアイスのような色、明るく爽やかで透明感のある色、春夏にはぴったりの色ですね!

写真は今回使った色の一部ですが、ジェルの色はこんな感じの色が含まれていて、今年のトレンドカラーも作ってもらいました。

上の写真や他の色を混ぜて今年のトレンドカラーもお願いして、あとのデザインはサロンにあるサンプルを参考にお任せ。

何色も色を重ねたグラデーション、出来上がりはこちら。

 

色を選ぶ心の状態

私は毎月ネイルサロンへ行きますが、約1年前から色を決めずに出かけるようになりました。

あべのハルカス近鉄本店で行なっている色彩療法を取り入れたワークショップを始めた頃と重なりますが、

ネイルサロンのサンプルや色見本を見てから、その時自分が気になった色を選ぶようにして、自分自身の心の状態とコミュニケーションをとっています。

今回はピンクではなくグリーン系に反応しました。

このネイルで他に含まれている色の一つは黄色、これは青紫寄りのレモン系黄色です。

他には青があり、この青は黄み寄りの青、自分の肌の色を含めた全体の調和感を大切にしています。

心と肌の色、自分のファッションとの調和感など、指先の小さな面積ですが女性には大きな影響力のあるネイルの色、効果的に使わないともったいないですよね。

 

ネイルサロンは色を販売していると私は考えていますので、その付加価値をどうお客様に伝えて行くのかというコンサルティング的なことを仕事にするために、自分自身を実験台にしながら(笑)、もう5年間も研究しています。

お客様の色選びのお手伝い、迷っている時に何を基準に決めるのか、いくつもある選択肢を整理してリピーターさんになってもらえるような付加価値を考えています。

ネイルサロンを経営するオーナーさんやネイリストさん、モニターをお願いする予定の皆様方のお役に立てるような内容で公開できるようにがんばります。

 

Izumi Kamei