Polar Colorオリジナル講座が終わった直後からまたその次に向けて、講座を作った2人で内容を練り直し始めています。
もっと詳しくしたほうが良い部分やプラスする内容など、専門用語をそのまま使って伝えるのはなく、
出来るだけ分かりやすく簡単に、さらに楽しく伝えられることを目標にしています。
焼き直しではないオリジナリティのために
講座の組み立てなどについて2人で考えていた時
「私達のやっていることって、大学で文献を研究して論文を書いていた時と同じ(笑)かもね」
と作っていた過程を思い出して話をしていました。
オリジナル講座のテキストを作る時は、参考文献として色彩研究者、例えばゲーテやシュタイナー等多くの論文を自分たちで研究することから始めていて、
一般的に販売されているような色彩関連のテキストは見ていません。
もちろんすでに世の中に出ている色彩関連の本はある程度読んだ上での話ですが、
今販売されている一般的な色彩の本の焼き直しではなく、私たち独自のオリジナリティを出したいと作ったものなのです。
調べれば調べるほどまた調べることが増えてキリがない状態になり、締め切りがあるからこれ以上調べるのをやめて一旦まとめる、
という流れで作っていく私たち2人の進め方は同じで、「締め切りがあって良かったね(笑)」といつも話しています。
どんなことでも考えているだけでは形にならず、形にすることが最初の一歩になります。
その一歩をいつまでも踏み出せないのではやる意味がないので、締め切りで一度形にして改善を重ねていく、
Polar Colorの講座も同じように、一度形にして改善を重ねていきたいと考えています。
子供の頃の遊びも「はじめのい〜っぽ」と言って始める瞬間、とてもワクワクしながらだったことを覚えています。
その頃と同じ好奇心を持ち続けている私は、今も同じ気持ちで「はじめの一歩」がこれからどうなるのかワクワク感もあり
しかし大人として(笑)会社としての今後も考えながら、二歩目を進んでいこうと思っています。
Izumi Kamei