キーワードは「結ぶ」

この度、これまでの社名である株式会社Spring Color(スプリングカラー)を、新たに株式会社Polar Color(ポーラーカラー)に変更しました。

昨年の10月6日に社名変更の手続きは終わっておりましたが、新しいHPにリニューアルして本日公開したことに伴いご報告いたします。

Polarという言葉に込めた意味など社名の由来については、会社のHPをご覧いただけると嬉しいです。

 

結ぶに込める意味

会社のキーワードは「結ぶ」

日本文化に伝わるむすびは結びと書き、元は産霊と書いてむすびと読み、モノが生じるという意味と

もう一つ、閉じるという意味もあり、例えば結びを境に神様との領域を分ける結界のしめ縄などです。

生み出すことと閉じること、正反対の意味ですがこれも両極で、社名の由来Polarとも関係しているのが不思議です。

 

日本には水引という文化があり、結びに意味を込めてギフトに使われていますが、海外でも同じような考え方があります。

ギフトのラッピングの場合、リボンのボウだけを別々に貼りつけるものではなく「リボンの端と端がつながって結ばれる」という、1本のリボンを結ぶことに意味があるのです。

 

現在Polar Colorではギフトをメインにしたアレンジメントを販売しておりますが、ギフトに色の付加価値をつけることで「人と人の心を結ぶ」ことを目的としています。

プレゼントを贈る側、贈られる側も色の印象を通して何かを感じられる、そこに色をコミュニケーションツールとして活用するという会社の理念を込めております。

 

「つなぐ」ではなく「むすぶ」

結ぶの同義語には、つなぐ、という言葉もありますが、つなぐとむすぶは私の中では何か違うな〜何だろう?と、いつものように高橋に相談しました。←(相談したのは昨年9月のことです)

高橋から返ってきた答えは「つなぐは数珠つなぎの印象、むすぶだと一対一の印象ね」でした。

そう、それです〜!!! むすぶの持つ言葉の本質は一対一、そこが違いでした。

相談すると必ず一つ上レベルの答えを返してもらえるので、私には本当に信頼できる存在なのです。

 

私たちPolar Colorの目指す、色を通したコミュニケーションとは、数珠つなぎのように単純につなげて横に広げていくのではなく、

一対一でお客様と向き合い、一本のリボンのように人と人の心を大切にむすぶこと。

色彩を通して日本文化を新しい形で伝えたい、そのキーワードが「結ぶ」なのです。

izumi kamei