今回で4回目となるカシミアブランド「アリエス」さんとのコラボイベントは、2日間に渡り
あべのハルカス近鉄本店にお立ち寄りのお客様に喜んでいただき、無事に終了しました。
この4回目のイベント前には、ブランドさんと販売員さん、売り場の社員さんと3回目の振り返りと打ち合わせを行い、
販売員さんとの連携や販売促進の課題もクリアできた3回目のコラボイベントは、とても良い評価をいただきました。
その結果、売場でのレイアウトもイベントの流れも、うまくいった3回目と同じように行うことになりました。
しかし、CRIPで行う仕事としてのカラー診断イベントはさらに改善を重ねたいと、新しい課題に取り組んだイベントでした。
※クリエイティブプロジェクト(通称CRIP)は色彩のプロ集団として、様々なイベントの仕事をしています。
進化は現状維持のため
仕事は、例え同じ内容の仕事であっても、同じことをしていては現状維持ではなく、後退してしまいます。
とても良い評価をいただいた時は、今できる最大限の力を発揮したからこそであり
さらに次にできることは何かを考えるのは、これが最大限の状態なのにこれ以上なんて無理、と思ってしまいがちで
うまくいったことなら、またそれと同じことをしたくなるもの。
なぜなら毎回新しい課題を考えるのは大変で、人間の「楽したい」という気持ちに逆らうものだから。
人の「楽したい」という気持ちは、時には楽するための改善という進化にもつながりますが、
そう考えなければ逆の後退につながります。
プロとして仕事をする現状維持は、進化をすることで維持できるものであり、楽した瞬間から後退し始めます。
現状維持とは進化のこと、ここがプロ意識の部分と思っているので、
CRIPメンバーとプロ意識をしっかりと持ち、毎回イベントの課題を見つけ、それをクリアしていくことを実践しています。
新たな課題と付加価値
今回のイベントの課題は 【短い時間でお客様のニーズを把握して、お客様の記憶に残る診断をする】 ことでした。
ブランドさんとのコラボイベントの仕事は、
カラー診断をして→結果をお客様に伝え→お客様にコラボしている商品をご紹介し→販売員さんへ繋げる
この一連の流れをスムーズに行うことが必要です。
CRIPは色彩のプロ集団ですので、カラー診断をして伝えるまでは当たり前の仕事であり、そこから一歩踏み出すことができるかどうか
つまり、商品の販売へつなげる販売促進の部分、商品を紹介して販売へつなげる、ことができること。
何年もの積み重ねを経て見えてきたその部分は、私たちCRIPメンバーで行うカラー診断イベントの付加価値の部分です。
今後もこの付加価値に磨きをかけて、メンバーと共に進化を続けていきたいと思います。
Izumi Kamei