先週お届けしたお花をご紹介します。
東横INN浅草蔵前雷門店も春の暖かい光や空気に包まれていました。
今回お届けしたものは「明るめの和モダン」。
風除室は日本古来のお花を中心に可憐なお花を春らしい淡い色でまとめました。
和を強調して大きな水引も飾らせていただきました。
トイレに飾ったサボンドゥフルール(石鹸の花)の桜のアレンジメントはこの様になりました。
桜は日本人にとっての春の象徴。
そして浅草でホテルを利用する多くの外国の方々にとっては日本の象徴そのままです。
桜という花は高い木に咲くものであり、通常背景は青い空のみ。
そのためか緑の葉に合いにくく、合わせるとどうしても桜らしさが消えてしまいます。
だから思い切って桜のみのアレンジメントに!
そして水引を合わせました。
トイレ2か所のアレンジメントは同じものですが、水引だけが違います。
こちらのトイレ、実は照明の色にかなりの違いがあります。
初めの写真の電球色の照明のトイレは黄色っぽい灯りに合うように金色と濃いめのピンクを合わせた派手めの水引で豪華さを演出。
二枚目の写真の方はスキっとした蛍光灯の白い灯りに合わせシルバー系の白い水引で控えめに上品に仕上げました。
今回のアレンジメントは全部それぞれ別々の水引をつけました。
水引は「封印」の意味の他に「結び付ける」という意味合いもあります。
よくあるラッピングのリボンと違い、引っ張れば引っ張るほど固く結ばれるタイプの形が多く、「末永くお付き合いしたい」という意味を表しています。
目にとめてくださるお客様とホテルが「末永いお付き合い」となりますように、そしてホテルと私どもも「末永くお付き合い」をさせていただきたいと思います。
児島