ネイルデザインに配色技法をみる

色の色々

3月になりいつもお願いしているネイリストさんのところへ行ってきました。
元々センスのいいネイリストさんですが、色の資格を取得してからますますレベルアップされています。

私が似合う色はイエローベースでパーソナルカラーはオータムタイプです。

普段はめったに着ないですが、オータムタイプが似合うサーモンピンクのセーターをたまたま着ていたこの日。
一目惚れしたネイルデザインにサーモンピンクが入っていてお互いにビックリでした。

このデザイン、私が気に入るのではないかと作ってくれたらしいのですがピンク系を殆ど着ないのでこいう色はどうかな?と思われてたところ私が着てきたので驚いたそうです。

しかも、肌にすごく馴染んでいてなるほどこういう色もイケるんですね〜なんてカラーリストあるあるな会話でした。

そしてもう一つ私がこれ選んだ理由が、「コンプレックス配色」が入っていたこと。

コンプレックス配色とは?

自然界の法則では色相環の黄色に近い色は明るく、
青紫に近いろは暗くと言うのが自然な見え方。

コンプレックス配色とはこの逆で、黄色に近い色が暗く、
青紫に近い色を明るくする配色。

茶色の元の色は橙。水色の元の色は青。

橙のほうが青より黄色に近いので自然な見え方は明るくなければいけないのが橙に黒を足して茶色にし暗くしています。
反対に青紫に近い青は暗く見えるのが自然な見え方ですが、
白をたして水色にし、明るくなっています。

この自然界の見え方と反対の配色がコンプレックス配色です。

先のネイルでいうと、赤く囲った所が茶色と水色です。(光って見えにくいですが)

この場合上の2色の配色がコンプレックス配色です。

自然な見え方、ナチュラル配色よりも個性的な配色となります。

ナチュラル配色が万人受けするのに比べてコンプレックス配色は個性的なぶん、
好き嫌いがあるかもしれません。

TPOや気分で使い分けできればラクに配色が出来ますね。

text and photos by hashimoto

 

 

 

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