現代アートを見てきました。
アボリジニアート展 銀座三越7Fギャラリーにて
アボリジニってご存知ですか?そう、オーストラリア大陸に元々住んでいた先住民。その方々が織りなす独特の絵画が少しづつ注目され始めています。
実はこのアートをオーストラリアから日本に紹介しているのは私のCA時代の同期、内田真弓さんです。
彼女がANAを退職し海外に行ったことはもちろん知っていましたが、その後アボリジニアートコーディネーターになっていることは6年前に台湾から戻ってくるまで全く知らなかったのです。
その後はたまに日本で開かれているアート展に何年かに一度足を運んでいます。
行くたびにお客様も増えているように感じるし、とっても忙しいのにアボリジニの生活や歴史やそのアートについて詳しく教えてくれました。
文字を持たない言語のみでコミュニケーションする人々、狩りに出かけ大きなリザードを肩から掛ける女性、五感をフル活用して自然の中で生きるということ、空気や風や音を感じ取る生活…
私も以前ジンバブエ(つい最近クーデターが起こりニュースになっていますが…)に住んでいたので、リアルに想像できてとても興味深かった。
そんなアボリジニの人々が1つのコミュニケーションツールとして体や大地に 描く ことが近代になってキャンバスに描くアートに結びついているのだそうです。なるほど~
ジンバブエでも台湾でも原住民の方々の描くものや作るものはわりと似ているケースが多いと感じていた私ですが、なぜかこのオーストラリアのアボリジニアートだけはかなり独自性があるな~と感じています。
それにしても熱く熱く語る内田さんがエネルギッシュでパワー全開!2人でいる時は若かりし頃に苦労を共にしたCA時代に逆戻りするけど、彼女がたった一人でオーストラリアにいたところからここまでやり抜いてきたガッツには敬服します。そして同期として私もまだまだ頑張らねば!と気持ちを新たにしました。
みなさんも機会がありましたら是非足を運んでみてください。
児島