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子育てに思うこと

神楽鈴の音に清められたひと時

投稿日:2015年2月1日 更新日:

今年は前厄に入った子供のために、近くの天神さんへ厄払いのご祈祷をして頂きました。
初めての厄払いの儀式をした後で、「鈴でお祓いをしてもらった時に全身がすっきりした~~」と言っていた子供の気持ちが良くわかります。
私も同じようにすっきりしたというか、鈴のきれいな音色に心が癒された感じです。
雪のちらつく中、あえて出かけた甲斐がありました!!

日本の宗教と文化

我が家の子供達は海外生活の方が今の所長いため、日本独自の文化に敏感に反応をします。
「神道は日本独自の宗教だからすごいね!」と歴史のある日本の文化を感じているようです。

高校時代に神道の授業がある学校に通っていた私は、それなりに神道については理解していますが、自然の中に神があり、常に自然に感謝と尊敬の念を抱いている思想が神道の中で最も素晴らしいと思っています。
八百万の神という考え方ですが、日本国内で宗教対立などがないのは日本人の中にこの考え方が浸透しているからでしょうね。

アメリカの学校に通っていた時は、親の宗教を学校に提出するのが当たり前ですが、日本では親の学歴や年齢を書くことはあっても、宗教を書くことはありませんしね。
それぞれについて思うところはありますが、日本社会において宗教は大きなことではないわけです。

海外の宗教との違い

私はアメリカの学校で、親の宗教としてどれを選ぶかで迷いました。
キリスト教(カソリック、バプテスト)仏教、イスラム教、ヒンズー教、などの項目に丸をつけるようようになっていましたので。

日本人は自分がどの宗教の信徒であるのか意識している人はとても少ないと思います。
だからといって、無宗教ではないのです。

生活の中に宗教行事が溶け込みすぎて、一つの文化になってしまっているため自分が何教を信じているかなんて考えなくても自然に宗教行事に参加しているわけなのです。

初詣に厄払い、お盆、お彼岸、すべて年中行事ですよね。
でもこれをしているということは、神道や仏教の信徒ですよね。

海外の生活を通して、日本の宗教観というものを深く考えることになり、とても面白いことがたくさんありました。
日本に帰国してから神道に興味を持った我が家の子供達、私が高校時代に教えてもらったように、まずは古事記を読む事から勧めてみようと思っています。

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