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子育てに思うこと 日本語色々

褒めて育てるのが難しいのは日本語の特徴かも!?

投稿日:2014年8月1日 更新日:

子育てをしていると同時に、自分の苦手な部分が見えてくることってありますよね!?

私は子供と遊ぶのが苦手でしたので、自分の子供と遊ぶこともりっぱな修行でした(笑)
しかし遊んで欲しい年頃は終わりがきますので、なんとかなったのかなと^^;

それよりも「ほめて育てる」こと!!これはずっとついてくることなので、苦手とは言ってられないのですが、私は褒めちぎるほどに子供を褒めた事はなかったのかな~と、先日子供に言われた事を思い出しながら振り返っていました。

「ほめてもらったことは今までにない! ほめてもらったのは大学に合格した時1回だけで、あとは良かったね~という感じで他人事のようで、それは褒めたとは言わないよね。」

と言われてしまったので、さて、私はどんな褒め方をしていたのだろうと思い出していました。

日本語と英語の褒め言葉

日本語では、すごいね、よかったね、偉いね、さすがだね、お利口だね、りっぱだね、一生懸命やってるね、といった言葉が褒める言葉ですよね。

日本人なら当たり前の褒め言葉で、なんと言えばよかったのだろうと考えていて、ふと思いつきました。
我が家の子供達は、英語の文化で育ちましたので褒め方も英語流が良かったのでは、、と。。

アメリカにいた頃、スポーツの試合後やなにか素晴らしい事をした時、親は子供に対して
「I'm proud of you」と言って抱きしめます。

日本語では「私はあなたを誇りに思う」という意味ですが、日本語訳とはちょっとニュアンスが違うような感じがします。

心から褒め讃えて「私の自慢の子よ」とか「さすがあなたは私の子供!」というニュアンスが実際には入っているのです。

そう言えばスポーツ試合の応援などでは「That's my boy!」とお父さんが叫んでいる事も(笑)

スキンシップの文化の違い

アメリカ式のハグする(抱きしめる)、キスするといった文化は日本にはありませんので、子供達が幼稚園に行っていたころは、送り迎えで周りがみんなそうしている中での戸惑いが親子共にありました。
褒め方もまた同様に、周りの子供達がそんな褒め方を親にされている中で、私は子供達と英語を話す事はありませんでしたので、どうしても日本語では心に響かない褒め方になってしまったのかなと。

「さすがだね」とか「素晴らしいね」という言葉を文字で書いている今も、日本語ってとても淡白な褒め言葉なのかもと思いました。
だからといって英語で褒めなかった事を後悔しているのでなくて、私が足りなかった事は
子供ともっとスキンシップをとり、大げさすぎるくらいに褒めることだったのかな、、と悲しい気持ちになりました。

しかし、私は子育て中なのでまだまだ挽回できるチャンスはあります、たとえ子供が成人したとしても!!
子供にとっては親はいつまでも親だし、親にとってはいつまでも子供は子供のままです。

親離れ子離れの話ではなく、いつまでも子供たちの精神的な支えになってあげられたらと思います♪

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