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子育てに思うこと

3の数字が続く桃の節句に思うこと

投稿日:2016年3月3日 更新日:

3月3日は雛祭りですね~我が家では、毎年何かしらの雛祭り用の食べ物などを用意しています。
ひなあられ、雛祭りケーキ、ちらし寿司やハマグリのお吸い物など、その時によって違いますが。。

今年もちらし寿司、桜餅は準備しようかなと思っています♪
さすがに可愛い子供の年代ではありませんが、女子2人なので必須のイベントなのです。
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女性の役割

「女の子の健やかな成長を願うお祭り『桃の節句』なので、今日は女子としての生き方について話しましょう」

というような展開になったらきっと、アメリカの男女平等の教育を受けてきた子供達の反発がすごいです(笑)
しかしそのアメリカだって昔から男女平等ではなく、実は今も見えない壁はありますが、アメリカ人女性の頑張りで進歩を続けているのがアメリカ社会だと思っています。

上の子は只今大学3年生で就活の時期、最近は女性の役割で意見がぶつかることも多々あります。

「せっかく勉強して仕事をしたいと思って入社したのに、子供ができたらやめなければならないなんて、あまりに不公平な社会」だと。
「それなら子供は欲しくないな~」という意見は、うちの子だけでなく良く世間で言われていることですよね^^;

確かに社会構造が変わってもらいたい、とは自分が仕事を辞めた時から思っています。
私は一生仕事をしたいと思って総合職で入社しましたから。。
女性が仕事をし続けることができる社会に、キャリアを一度捨てることにならない社会に、と強く願っています。

一方で女性の役割は、地球上の生き物ということで考えれば、子供を産み育てる役割です。
種の保存という、人間の祖先が頑張ってつないできたからこそ存在している今の時代、さらに日本という国ができてからは日本人としての長い命のつながりです。

その役割を、仕事を選択するという理由で放棄しても良いのか、という根本的なところが私の言いたいことです。
それを話し始めると、意見がぶつかってしまうわけです。

仕事と子育て

仕事は辞めてみればわかりますが、代わりはいます、それが仕事ですよね、代わりがいなければその仕事がなくなるだけです。
母親は代わりがいないです、と言うことは、仕事と子育てとは同じレベルで考えることなのだろうか、それが疑問なのです。

現実問題としてこのままの社会では、もし我が家の子供達が出産後に仕事を続けたいと言ったら、私が手伝うことになるのでしょう^^;
でも、自分がその問題に直面して初めて、本気でその対策を考えることになるのでしょうね。

今、現実にその問題に向き合っている女性や家族は、もっと構造を変えたいと試行錯誤しているのだと思います。
子育てはある程度の時期が過ぎれば、大変さもおさまるので自分のことではなくなりますよね~

子育ての労働的な意味での大変さは10年もありませんが、老人介護だと20年くらい続くこともあり、今の時代は老人介護の当事者になり、当事者意識を持つ人が増えています。
きっと、当事者意識を持つ人が増えれば声も大きくなり、色々な変化が生まれると思われます。

当事者意識を持ち続けること

これからの女性が仕事を選んでも復帰できる、子育てが楽しめる、子供を社会が大切にする、

そんな日本になって欲しいと日本人1人1人が思って、忘れずに考えることが求められているのかなと感じています。

大変な時期を過ぎてしまった人も大変な時期を忘れずに、何があればよかったのか、何が必要だったかを考え続けること、

当事者意識を持ち続けることが、社会に変化が生まれる原動力となり、これまで命をつないできた祖先への恩返しなのかなと、意見がぶつかった後に思うことです。

 

そして最後に3が続く3月3日にちなんで、シェアしたい文章がありますのでご紹介します。

「3は数の王様」澤田則幸(BRK経営計画コンサルティング事務所代表)

『致知』2000年3月号「致知随想」より
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経営コンサルタントとしてこの20年以上に、
およそ20の業界に関わらせていただいたが、
その現場トップの考え方から私は最近、
3という数字の偉大さを思わずにはいられない。

「『1』は、数字のなかで最も大切である。
なぜなら1は、すべての始めであり、
1がなければなにもスタートしない」

これは尊敬する数学者・岡潔博士の言葉である。

私はここ20年来、岡博士の著書などから先生の思想哲学を
ビジネスに応用・実践できないものだろうかと考えてきた一人である。

俳優の津川稚彦さんは、動物の縫いぐるみを商品化した。
これは、岡博士の著書『春宵十話』に詳しい情緒哲学を
応用して開発したと聞いた。

「2」の数字は、なぜか難しい数であるという。
二枚舌、二重人格、二枚腰などどれをとっても、
どこか二クセありそうである。

会社のナンバー2は、組織上、たいへんな役目を担うことが多い。
それは職名でなく、2の数字の因果性に由来しているのではないか。
組織はナンバー2がしっかりしていなければ成長は難しい。

それは家も同様で、一般的に家庭のナンバー2は妻である。
しかし主婦が「主夫」である場合、男性がナンバー2の
役目を担うことになる。

つまり、2の数字は、必ずしも女性を意味しないのだ。
江戸後期の、国語辞書に「女男(めを)」とあるのは、
男女が順位のすべてではない。

つまり、わが国でも、2を女性と決めている訳ではないのである。

「3」は「数の王様」だ。その例を並べてみる。

・原則 例外 特殊(法律)

・目的 目標 手段(計画)

・短期 中期 長期(目標)

・ヒト モノ カネ(手段)

・戦争 中立 平和(政治)

・企画 提案 実践(仕事)

そのどれもがよく分かるのである。

すなわち、2つでもなく、4つでもない。
必ず3つである。

結婚式の三々九度は、この三を3度繰り返す。

3つの概念を並べると「全体」を示して
このように、1つのテーマを3つで表現すると、
過不足がない。

つまり、世界のあらゆることは、
3つの概念で成立しているのではないか。

私たちは、立体すなわち三次元の世界までは認識でき、
四次元の世界を認識できないことと同意なのだろう。
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