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CRIPの活動 ベースカラー理論 ベースカラー診断

ベースカラー理論(ベースカラー診断)にこだわる理由その1

投稿日:2014年8月20日 更新日:

クリエイティブプロジェクトの柱となる、ベースカラー理論について説明をする記事を書きました。

クリップコンパスというタイトルで連載予定の記事、第1回目はベースカラー理論の簡単な紹介です。

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ベースカラー理論についての文章をまとめながら、ベースカラー診断の魅力について考えています。

カラーアナリストの仕事といえば、パーソナルカラー診断やスタイリング、コーディネイトのアドバイスをしたり、色彩の講座や社員研修などのカラーセミナーなどのお仕事ですね。

カラーの仕事をしたいと思う人は色が大好きでこだわりのある人が多く、パーソナルカラー診断は似合う色を追求する診断方法のため、こだわりのある人にはぴったりのお仕事です。

パーソナルカラー診断をする上で、ベースカラー理論はパーソナルカラーの導入部分となる知識です。

カラー診断はパーソナルカラー診断が最終目的であり、ベースカラー理論はパーソナルカラー診断の導入にすぎないと考えられていることが多いです。

 

そんな中であえて、カラー診断の入り口のベースカラー理論やベースカラー診断に絞って世の中に広めたいのには理由があります。

一つめの理由は、「自分の似合う色を突き詰めて、必ず似合う色を着たい!」と思っている人がどれだけいるのかと疑問に思うからです。

これまでイベントを続けてきた中で、世代や性別を限定せずに広く世の中をみると

洋服の色に興味がない人の方が多いこと、興味があっても「絶対その色でなければ」というこだわりを持っている人はとても少ないということです。

つまり、パーソナルカラー診断をして「自分の似合う色を突き詰めたい」こだわりを持ったお客様は、世の中全体からみればとても少ないという事になります。

 

私がカラーの仕事をしたいと思ったのは、こんなに楽しくて素晴らしい色の効果を少しでも早く広く、多くの人に広めたいという願いからでした。

そうなると色に興味のない人に興味を持てるようなきっかけを作り、納得して頂ける色の効果を実体験してもらうことが必要です。

早く広く多くの人に伝えるためにどうすればよいのかと考えた結果、ベースカラー理論とベースカラー診断に絞ることを決めて、この2つに絞って活動をしています。

 

色に興味を持っていない人に対して1時間以上かかるパーソナルカラー診断は、当然嫌がられるので無理な話ですよね(笑)

さらに、色に興味がなければ詳しい色の話を聞く必要性もないので、色彩理論を知らない状態でパーソナルカラーについて理解する事も無理な話です。

 パーソナルカラー診断を否定しているのではなく、似合う色を突き詰めたいお客様にはじっくりと時間をかけて診断することも一つの仕事です。

私は突き詰めたいと思っていないお客様をターゲットにベースカラー診断を行っているので、対象となるターゲットが全く違うという事なのです。

 

色の楽しさにつながる導入部分だけでもまずは理解して頂き、もっと深く知りたいと思われた方にはパーソナルカラー診断をご紹介すれば良いので

色を知るきっかけとしては、ベースカラー診断は最も適したものだと考えています。

実際のところ、今までのイベントにお越し下さったお客様はベースカラー理論とベースカラー診断に大変満足して頂いているので

その実績を励みにさらに分かりやすい方法で、ベースカラーをお伝えする努力を続けています。

 

 

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