時間工数という言葉を知ったのは、新卒で入社した日の日報を書いていた時でした。
その会社では仕事をしたら、その仕事にどれくらいの時間がかかったのかをすべて記入する決まりでした。
入社したばかりで慣れない仕事をするだけでも大変なのに、時間も常に気にしなければならず
社会人としてお金を頂く事の厳しさを感じる日々でした^^;
また、すべての仕事には目的意識を持つように徹底されていましたので
自分がしている仕事の目的と時間工数を、いつも意識するようになりました。
仕事というのはただやるだけではなく、それに伴う時間に意味があることを学びました。
なぜこの事を思い出したかというと、数日前に「致知」という月刊誌を読んでいた時
P&Gへ転職された方が仕事のやり方がわからずに、顔見知りの社員に尋ねようとしたら
それはどんな目的で、時間はどのくらいかかりますか?
と質問されて驚いた、という記事を読んだからです(笑)
私の働いていた会社と同じだな〜と思って、とても懐かしい気持ちになりました。
P&G社員さんの質問は、仕事であればすべての仕事に当てはまると私は思っています。
自分が仕事をする時間やかかった時間を意識する経験を通して、取引先や同僚などの相手側の仕事も
同じように時間をかけている事を、本当に理解出来るのだと思います。
自分が時間を意識する事がなければ、相手が時間をかけて仕事をしている事に気がつかないですからね。
趣味であるなら、楽しければ良いので時間を忘れて打ち込めるものですが
仕事はお金を頂くものですので、相手の時間工数を考えて動かなければなりません。
カラー診断の仕事も同じで、事前に1時間かかるとお話した診断なら1時間で
5分で診断出来るとお話ししたのなら5分で、時間内に終わる意識をまずはしっかり持って
その後は状況やお客様の時間を確認しながら進めていく、臨機応変な対応が必要だと思っています。
相手のある仕事は、自分が考えていた通りには進みませんので
どう展開するかは相手次第になりますが、それを楽しむ余裕をもって仕事をしたいものですね♪