出来る事からコツコツと、小さなことからこつこつと等々
焦らずに一歩一歩進むことを唱える言葉が、世の中にはたくさんあります。
なぜ一歩一歩なのでしょう。。
もっと早く進む方法が他にもあるはずなのに、と思うこともありますね。
仕事でも、こんなことしたいな〜と考えていても思ったようにはいきませんが
それは逆にありがたいことなのかなと感じています。
なぜなら、運良く宝くじに当たったみたいに、思っていた仕事が舞い込んできても
その仕事にふさわしい自分の中身がなければ、悲惨な結果に終わります。
では自分の中身がその仕事にふさわしいのかは、どうしたら分かるのでしょうね。
それを決めるのは自分ではなく、周りの人が決めることなのかなと考えています。
自信を持つ事は大切ですが、自分の価値は自分が決めるのではなく他人が決めることですね。
他人からの評価を気にしたほうがよい、という意味ではなくて自信をどうやって身につけるのかということです。
自分の中身(自信)を積み上げていく方法は一つだけ、一歩一歩の積み重ねでしか得られないものだと考えています。
だからこそ一歩一歩の積み重ねを意味する《小さな事からコツコツと》という言葉があるのでは、と思います。
一歩一歩の意味は、一歩ずつ自分の中身を積み上げるという意味であり
仕事を一歩一歩得るという意味ではない、と私は捉えています。。
自分の内面を高めなければ、それにふさわしい仕事はやってこないと思うからです。
人間性(相手を受け入れる器)や視野などを広く持って仕事をする為には、簡単にスピードを上げて進めるような道はなく
一歩一歩踏みしめて足下を固めて上っていくことだけが、人間性を高めていく唯一の道ではないかと考えています。
一日生きることは一歩進むことでありたい (湯川秀樹博士の言葉)
この言葉のように、日々着実に進んで内面を整えていきたいと思います。