昨日の講座は3単元集中講座でしたので、途中にランチタイムがありました。
うちの子は本を読まない という話から、どうやって子供に本を読んでもらえるのか
という話でランチタイムが終わってしまう程^^; みなさん色々な方法を試されているようですね〜
一番多く聞くのは本の読み聞かせ、これをしているお母様は本当に頑張っているな〜って思います。
そして、漫画でもいいから読ませてみる → 漫画の原作の本を手に取るようにしむける
中学生くらいになったら、携帯小説やお友達が面白いといった本を読むようになった
仲良くしているお友達に、本好きの友達がいて影響された
等々、昨日のランチタイムでは色々なエピソードを伺いました。
子供に本を読ませるための参考に
私も自分が実践していた方法をお話したのですが、いいのだろうか^^;と思ったりもする方法です。
しかし、この方法で二人の娘は本を読む子供になったので、結果良ければ、と言う事で
年齢順に、子供に本を読ませる10の方法を書いてみます。
1、ひらがなかるたで、親子で遊ぶ。
ひらがなで遊ぶ感じで、子供の好きなキャラクターなどのかるたで、我が家はノンタンのかるたと世界の名作絵本のかるたが好きでした。
他にも色々なかるたを揃えましたが、ことわざとか一石二鳥を狙わずに(笑)単純な分かりやすいものをお勧めします。
2、読み聞かせは最小限に。
私自身も母に読み聞かせをしてもらった時期がありますが、自分で読む方が楽しいと感じるようになり
何より読み聞かせは疲れますし大変なので、早く自分で読んでもらいたかったのが本音です。
自分の子供には毎日ではなく時々、子供に頼まれた時だけしていました。
しかし絵本の時代は、本に慣れる事が必要なので、文字があれば一緒に読んであげましたが。。
3、ビデオ(今はDVD)を見せる。
おかあさんといっしょの歌ビデオ、アンパンマン、ハム太郎、ノンタンが好きでした。
好きなキャラクターがあると、色々便利なのでまずは見せることからスタートです♪
4、ゲームをさせる。
ちょうどDSが発売されたばかりの頃で、次女は3歳の時にはゲームを始めていました。
おねえちゃんと取り合いになるので、一つずつ買い与えました(クリプレで)
ソフトは親が最終的には決めますが、子供の好きなゲームを優先し、次女はハム太郎が大好きでした。
5、冷蔵庫にひらがなの50音表を貼る。
ゲームをするとひらがなが出てくるので、「なんて読むの〜?」と何回も聞いてくるようになったら
食事の支度をしながら「それはね〜、、」と言いながら冷蔵庫の表を指さして読み方を教え、だんだんと自分で読むように仕向けていきました。
次女はハム太郎のゲームをしたいがために、わりと早くひらがなを覚えました(笑)
6、ひらがなを覚えた頃に、本を取り揃える。
子供が自分から「こんな本が読みたい!」と言うことはなかったので、ひらがなを覚える前までは
ノンタンの本とか、絵とか写真だけの絵本をたくさん揃えて「本を開く」行為を一緒にしました。
親の自分が面白いと思う絵本も選んで、文字がなければ読み聞かせもないし、一緒に隣で読む事がポイントかも。
ひらがなを覚えてからは、自分で好きなだけ本を読めるからと、自分で読む事を子供に勧めました。
しかし、聞いている方が楽なのでしょう、、最初は渋りましたがここは譲らず、自分で読ませるように。
自分で読めば、好きなだけ読めるし、聞くより集中できて本の世界に入れるよ〜みたいな感じで誘いました。
大切なのは、取り揃える本は必ず自分も読む事ですね!
読んだ後、子供が面白かった〜と言った時に共感できないからです。
感想を無理矢理言わせることは一度もなかったですが、面白かったと自分から言ってきた時は一緒に話し合いました。
7、親が子供の時に面白かったと感じた本を渡してみる。
私は色々ジャンルを分けて渡してみましたが、長女は「若草物語」が気に入り
私の勧める本を読むようになって、だんだんと自分で本を読むようになりました。
子供の好みによって、はまるものは違うと思うので、男の子でも好きな本が必ずあるはずです。
私が今でも大好きな絵本は、佐藤さとるの「おおきなきがほしい」です♪
こんなツリーハウスで将来はセカンドライフを楽しみたいと、本気で願っています!
次女はおねえちゃんの本を手当たり次第に読んでいたので、そばにいつも本がある状態が必要かもしれません。
8、おもちゃは買わないけど、本は買う。
好きな時に好きなように読ませる事が大切かなと思っていたので、ブックオフに連れて行き
好きなだけ買っていいよ〜と大盤振る舞いでした(笑)
子供が選んだ本にダメ出しをすることは、ほとんどしませんでした。
9、大切に扱わせるけど、最初は片付けを強要しない。
本を読むと片付けないので、どんどん散らかります^^;
踏んだり雑に扱ったときは厳しく注意しましたが、本棚に戻さないのは黙って自分で片付けました。
子供がどんな本を読んだのか片付けながら分かるし、面倒と思わせてしまうと読まなくなってしまうので。
10、読ませるなら子供のうちに。
子供時代に読むからこそ大人とは違う感動もあり、本の中の体験を通して相手の感情を思いやることや
自分の知らなかった様々な世界がある、という事もわかります。
また、本を読む行為は集中力も必要ですので、集中力も身に付きます。
映像がないことで頭の中でイメージをふくらませるので、想像力も身に付き
継続して読む事で読解力も身に付くので、国語のテストは良い点数がとれるようになります。
以上が私の実際に行っていた方法です。
勉強しなさい!とは言いませんでしたが、本を読みなさい!とは言いました。
環境を整えること
〈番外編〉
11、 親が本を読む
親が本を読む事は必須ですね、自分が出来ない事は子供にもさせることは出来ないですし
親が本を読みながら、楽しそうに笑ったり「面白かった〜」と言う様子を子供に見せると、興味を持ってくれます。
テレビはつけないで本を読む習慣を、まずは親がする事から始まると思っています。
子供を変えるためには、まず親が変わる事です!!
過去と他人は変えられない、自分と未来は変えられる。
という有名な言葉と同じですね(笑)