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感じたこと色々

色とりどりの着物姿♪

投稿日:2013年1月14日 更新日:

写真(11)

上矢印買い物の帰り道、いつもと違うざわめきが聞こえてきて

何かと思えば、成人式の新成人の大集団でした!

 

成人を祝う素敵な着物姿、あんなに多い着物姿を見たのは

20年ぶりで、、髪の飾りも昔と違って洋風で、大輪のお花だったりで

新鮮でした~~ピンク系の髪飾りが、とても多かったように思います。

 

成人式の会場は、我が家の隣なので、にぎやかな集団を

記念にと思い(笑)リビングの窓から撮ってみました。

あと2年で長女も成人式、、、実感がわかないな~

親はいつまでも子供として見てしまいますね(笑)

 

赤やピンク、ターコイズブルーやエメラルドグリーン、濃いブルーやクリーム色等々

華やかな着物姿を見ていたら、色と匂いが重なっていた時代という

先日本で読んだばかりの「匂い」の事を、思い出しました!!

 

色は匂へど散りぬるを・・・という、いろは歌は、現代語訳にすると

「色が匂っていても散ってしまった」という意味になって意味が通じません。

 

「匂い」という言葉は、もともと嗅覚にかかわる言葉ではなく

ニオイのニは「丹」で、赤色の土のこと、オは「秀」で抜きん出ている様子を示し

「赤く色が浮き出る」という意味でした。

それが「ものの香りがほのぼのと立つ」という意味に、使われるようになっていきました。

 

衣類に使われる「匂香」は、濃い色から薄い色へとグラデーションに染め分けられたものを指し

その柄は香をたいた香りが次第に薄れていくような様子を映したものでした。

 

襲の色目(かさねのいろめ)という、色彩検定にも出てくる日本の色調

 

紅梅の匂(こうばいのにほひ)iro-koubainioi

 

萌黄の匂(もえぎのにほひ)iro-moegi

 

 

濃い色から薄い色へのグラデーションが

香りが次第に薄れていくような様子に例えられるとは

日本文化の繊細さを感じました。

 

その日本文化は、成人式の振袖や儀式などで

しっかりと伝統が受け継がれている事を実感し、感動しました☆彡

 

新成人の皆様、おめでとうございます!

あいにくの雪ですね、、という質問に

「ホワイト成人式~♪」 「これもまた思い出です☆彡」

という新成人たちのコメントを聞いて

前向きに頑張れる社会人になれますよ~って、応援したくなりました。

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