造花っぽく感じさせない色使いのコツ

ホテルの空間ディスプレイに季節ごとのテーマカラーに沿ったアレンジメント、2年目の春もテーマカラーはピンク。

ピンクという色名は一つでも、色合いは様々あり、

すっきりとした透明感のあるピンクからソフトなニュアンスのある大人のピンク、はっきりしたインパクトのあるピンクなど。

 

落ち着いた印象のピンクで場に相応しく

アレンジメントを置くビジネスホテルのフロントに合うイメージで、今回は柔らかいニュアンスのピンクを使い、ソフトな雰囲気の中に芽吹きの勢いを緑で表現して春らしいアレンジにしています。

アレンジの主役はバラの花、2色のバラは同じ色の濃淡で調和感もあり、適度に変化も感じられる配色です。

差し色の緑は、春の若々しさを感じるフレッシュなグリーンを使って落ち着き過ぎないようにしています。

 

造花に見せない色使い

アレンジに使っているバラの花は石鹸素材で作られたお花です。

生花ではないので長期間きれいなアレンジを保つこともでき、上品な香りも楽しめる素晴らしい素材です。

しかし、色使いを間違えるとニセモノ感が増して、とても残念な印象を与えてしまいます。

造花を使っても生花と同じ、またはそれ以上に見せるためには色の選び方が一番大切です。

 

もう一つ大切なことは、花器とのバランス。

今回使った花器はシルバーで、モダンでシャープなイメージもあり、和風なイメージにも使える主張のある形。

花器とバラを活かすための数とスタイルのバランス、そしてそれぞれをつなげる飾りの色もバランスをとる大切な要素です。

 

空間ディスプレイは高さなどデザインには制限があるため、与えられている条件の中で最適な形に仕上げることが必要です。

その必要な条件にプラス、Polar Colorでは置く場所に相応しい色選びで色の付加価値をアレンジに加えています。

 

フラワーアレンジメントは、フラワー素材それぞれの色合わせによって全くイメージが違うものになります。

Polar colorでは色使いに個性や世界観を表現し、その場所に合う色を使ってご希望のイメージを表現し、空間演出のお手伝いをしています。

ビジネスの場に、ショップのディスプレイに、おもてなしのインテリアに、等々幅広いアレンジをご予算に応じて承っております。

まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。

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Izumi Kamei