先日一緒にイベントをしているCRIPメンバーと打ち合わせをしていた時、私の「その尽きることがない情熱はどこから湧いてくるの?」という話になりました。
周囲の人からは、会うと「パワーをもらえる」と言っていただくことがあるのですが、私自身はそんなつもりは全くなく、
情熱も含め、パワフル、エネルギッシュ、ハイテンション的な言葉とは真逆の立ち位置にいると思っていて、未だになぜそう思われるのか分かりません(笑)
いつもモチベーションを維持するためにどうしたら良いのか、どこからそのエネルギーを補給しようかと考えていますから。。
ただ、「尽きることのない情熱」という言葉が印象的だったので、情熱がどこからなのかを考えてみることにしました。
尽きることのない好奇心
尽きることのない情熱は、尽きることのない好奇心、に置き換えれば、たしかにそうなのかも。。
でも、私の好奇心の延長にある仕事は探しても今はどこにもなくて、ないものを考えることになり、
生み出すには苦しさの方が多くて大変で、、だからこそ私はモチベーションを維持するエネルギーが必要なのです。
仕事はやる気のある時だけ気分に応じてすれば良い訳ではなく、常に一定のモチベーションを保つ必要があり、いつも同じモチベーションを維持できることが、仕事のクオリティを上げるプロ意識につながっていると考えています。
そしてそのモチベーションのエネルギーは、 CRIPメンバーや周囲の皆様からいただいていますが、
特に一緒に何かを生み出す苦労を共有している人とは、そのことへの感謝の気持ちが私のエネルギーに変わるのかなと。
人生をシェアすることへの感謝
人の一生は楽しいことばかりではないように、仕事もまた楽しいことばかりではなく、そんな中で仕事の苦楽を共有している人達とは
「一度しかない限りある人生の時間をシェアしていただきありがとう〜」という深い感謝の気持ちになるのです。
最近終わったばかりのオリジナル講座を考えていた時も、色彩理論のテキストを高橋が担当し、私はフラワーアレンジメント理論のテキストを担当して、形にするための苦楽を共有していました。
(以下の写真は考える前に読み込む本の一部たちです)
目の前に文章もたたき台もない状態で何かを作り出すには、まずはテーマに関連する単語レベルの言葉を出来るだけ多く拾い集めて頭の中に入れ、そこから本質を捉え融合させていきます。
起承転結のストーリーのなかに一貫した共通のテーマを入れる場合、本質をつかまなければテーマに沿って融合させることはできないからです。
そんな苦労の中で、限られた時間の中で、最善を尽くそうとしている姿を見ると私自身も頑張らなければ、と感じてそれがエネルギーに変わります。
尽きることのない情熱は、尽きることのない感謝の気持ちから生まれるのかなと、
情熱という言葉からたどり着いた私の結論でした。
Izumi Kamei