ワールドカップ開幕!サッカーボールはなぜ白黒か?

色の色々

サッカーファンにとって待望のワールドカップロシア大会が始まりました。
今日は日本代表チームの初戦であり、普段サッカーを見ない人もテレビにくぎ付けになりそうですね。

サッカーと言えばこのボール。
この白と黒の独特のボールは球技の中でもサッカーだけ。
いったいどういう意味が込められているのでしょうか?

サッカーという球技が生まれたころ、サッカーボールは茶色でバレーボールと同じような縫い目をしていました。
今とはずいぶんイメージが違いますよね。

白黒ボールを作り出したのは実は日本のボールメーカー。(ご存知でしたか?)
まだ白黒テレビの時代、テレビ中継でボールがどこにあるかを視聴者にわかりやすくするために白黒のボールが誕生したのです。
白黒テレビで茶色のボールではとても分かりにくいですものね。(+_+)

サッカーはテレビを通じて多くの人々に愛されて、その人気は世界中に広まっていきました。

スタンドでもテレビでも試合に注目する人々がボールの行方をすぐに見つけられる。
そのような「発見しやすさ」のことを 〝視認性“ と言います。

例えば駅の中の案内サインなど 実は色遣いは 〝視認性“ をとても意識して作られています。

時は移りカラーテレビ時代となった今は サッカーボールもカラフルな色がたくさん登場してきました。
それでも今年のワールドカップロシア大会の公式ボールは また白黒のボールです。
もはやサッカーボールのイメージはすっかり定着しているからでしょうか。

児島

 

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