芝桜に見る色彩調和

ベースカラー理論

桜のお花見もそうですが、自然というものは人間の都合にお構いなく見頃になってしまいます。
今は忙しくてお花見に行けないので「もう少し咲かずに待って~!」と言っても待っててなんかくれない。
当たり前ですが…。

だから週末時間を取って、思い切って秩父まで足を延ばしました。
有名な羊山公園芝桜です。

お天気にも恵まれ、いい写真が撮れました。
事前に情報を調べ、早起きして混雑を避けたのもよかったかも。

私がここに行ったのはこの配色に惹かれたから。

ピンクにしても青みに偏ったブルーベースのピンクから淡い紫までの範囲の濃淡は全てがなじむ配色で、これらの色はどのように組み合わせても絶対に相性のいいベストマッチングな色合いです。
色彩調和的には類似色の調和に当たります。

色と色が調和するときそこには原理があり、調和するべくして調和している
実は色について簡単にでも知っていることはいろいろなことに応用できてとても便利なことなんです。

このくねくねした模様。
模様もとても印象的ですよね。
これは秩父夜祭の囃し手の長襦袢や躍動感をデザイン化したものだそうです。
秩父夜祭もとても有名ですものね。

 

大きく拡大すると芝桜はこんな花です。
濃いピンクから淡い紫まで少しづつ色が変化するのがよくわかります。

この季節は自然の色彩が一番豊富になる時期です。

児島

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