青信号はなぜ緑色なのか?

色の色々

桜が舞い散る週末になりました。
桜吹雪の中を歩くなんて舞台の上にでも立っているようで、なんだか女優さんにでもなった気分です…って気分だけ。(;^ω^)

美しい景色の中、町を歩いていて今日のトピックスを思いつきました。

緑色なのに青信号。

そういえば 青菜 や 青虫 、青々としている… など、この他にも 緑色なのに青 と呼んでいて何ら不思議に感じていない言葉ってたくさんあります。
子供のころは「どうしてだろう???」って思っていたはずなのに、答えにたどり着けないまま大人になって、すっかり慣れてしまっていたなんてことありませんか?

日本人の 色 の感じ方、その表現として。
もともと アカクロシロアヲ の四種類で表現していました。
そうなるとそれぞれの範囲がかなり広くなり、当時もあったであろう自然の緑の色なども アヲ の範疇で表現されたのです。

これだけ時がたってもそのころの名残で アヲ(青) という表現の仕方が残ってしまったのですね。

今日桜吹雪の中を歩きながら 今当たり前のように建っているビルや車などが一切なくてここが野山だけだったら桜吹雪はどんなふうに目に映るのだろう と想像してみました。
高い建物はないのですから桜吹雪は風と共に舞い上がり、ずっと遠くまで飛んでいくのが見えるんでしょうね。
さぞかし美しかっただろうな~。

昔と今の見え方、表現の違いはあっても 古代人と現代人に繋がりを感じるって素敵です。

児島

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