旅行好きな友人のお嬢様からこんな素敵な写真が届きました。
ここはイタリアのベネツィアにある ブラーノ島 という島です。ベネツィアの港から水上バスに乗って行ける小島だそうです。
この島の特徴は何と言ってもこのカラフルな家々。
絵本の中が現実になって現れたような…。かわいらしくペイントされた家が町中にあり、楽しく散歩できそうです。
町の全体像はこんな感じ。延々とカラフルな家が続きます。
こんなにカラフルな街並みになったのにも理由があるんです。
この島は漁師さんが多く海に出るのですが、霧が立ち込めていることがあり、海から家に帰って来た時にも自分の家がすぐにわかるようにそれぞれ独自の色を塗っていったのが始まりなんだとか。
霧が立ち込めるなんて想像できないほどの太陽の光ですが…。
しかもその光によってこのペイントがとても引き立っているように感じます。
それぞれ好きな色に塗られたようですが、自然と調和のとれる色になっているように思いませんか?
隣り合った2軒とその手前の道路の石畳まですべてブルーベースで統一感があるだけでなく、2軒はトーンも統一されているように感じます。
トーンというのはいろいろな色が明るさや鮮やかさによってグループ化されているようなもので、そのグループが同じということは 明るさ・鮮やかさが同じ ということです。
こちらの4軒も不思議なほど調和がとれています。
2階以上は全てイエローベースですね。
ちなみにこちらのブラーノ島は刺繍でも大変有名で、刺繍屋さんも多いのだとか。
そして最後がこのお宅の写真。
私が大好きな色(マゼンタ)に塗られた家と調和したお花が素敵です!
お気に入りの家を探して歩いてみたいですね。
児島