カリフォルニアに来た十数年前初めて目にしたオレンジのような酸味が少ないレモン。
それがMeyer Lemonでした。日本語ではメイヤーだと思っていたのですが、ネットで見ると和名はマイヤーになってます。多分ほんとの発音はその間くらいでしょうか?
このマイヤーレモン、袋にも書いてありますがレモンとマンダリンオレンジの掛け合わせです。
オレンジが入った分レモンの色に赤みは入り、色の分類では赤みの黄色になっています。
色をみてもわかるようにレモン特有の酸っぱさが抑えられマイルドなレモンです。
私的にはマイヤーレモン=美味しいとインプットされているのでマイヤーレモンのなんとかのサラダやタルトなどあるとついつい頼んでしまうほど好きなフルーツの1つです。そのまま食べても酸っぱくないですよ。オレンジのような甘みもないけど。
あのアリス・ウォータースも使ったレモン
カリフォルニア・キュイジーヌの始祖、Chez PanisseのオーナーシェフAlice Waters氏が料理に取り入れ、その後一世を風靡したカリスマ主婦Martha Stewartがレシピにいれさらに人気が出たレモン。それがマイヤーレモンです。
さて、ここから色の話ですが、
これがレギュラーのレモンです。
色の世界でレモンイエローといえば少し緑味がかった色を指します。
マイヤーレモンはマンダリンオレンジとの掛け合わせなので、
こんな感じの色と掛け合わせ、
山吹色と似たような色、赤みの黄色になっています。
ちょうどあったマンダリンオレンジと並べてみました。
上のレモンと比べたら赤みがかっていますね。
バックヤードフルーツとしても知られるマイヤーレモン
バックヤードフルーツとはまんま裏庭で育てている果物のことです。
マイヤーレモンが家にあるなんて羨ましい限りですが、フルーツの木を持っている友達に聞くと、
実がなる時は一気になるので消費も追いつかずなかなかに大変なようです。
自分のお家でオーガニックフルーツですよ!羨ましいの一言です。
text & photos: hashimoto